開票結果公示


 出店店舗ご紹介



 

■第一回ご当地スイーツ選手権での「ご当地スイーツ定義」
@「地域特産品を使用するもの」
→地場食材を活用したスイーツ
A「地域名を呼称とする地域密着スイーツ」
→本店またはメイン店舗の所在地を活用し、地元発で全国で話題となるスイーツ
B「地域密着店舗の代表作」
→インターネット通販、テレビ番組など、地域店舗でありながら全国に発信し、地元や地域の名称とともに有名となったスイーツ

■第一回ご当地スイーツ選手権での「ご当地スイーツ選手権」審査ガイド
ご当地スイーツ選手権参加の16店舗でお買い上げごとに投票券を配布いたします。
その場で、またはその期間中にお召し上がり頂き投票していただく事はもちろんですが、
16種類を食するには限界があるため、お客様には見た目、コンセプト、地域性を考察頂き、「ご当地スイーツ王」としてふさわしい商品一品を選んで頂き投票頂きます。



 開票結果

 ■公表データ

  イベント総来場者数  約4万8千人 <レジカウンター実数から係数算出>
  投票券配布枚数    18,917枚 <お買い上げごとに配布>
  総投票数          6,340件 <投票率34%>



第一回ご当地スイーツ選手権開催状況

 第一回目となる今回は16店舗にご出展頂きました。
スイーツ消費量が全国でも有数の埼玉県での開催は、地元のスイーツショップのレベルが高く、集客や各店の売り上げに難航するかと危惧していたものの、結果的には、4万人を超える、多くのお客様のご来場を頂き、地域スイーツをお買い求める列が絶えない状況となりました。

投票率も、このようなイベントでは例を見ない30%を超える投票率になったのも、競争というテーマを設けたことで、各店の真剣さが多くのお客様に支持されたのであろうと感じます。

第一回目の今回は、お取り寄せなどで人気のショップが集まった事で、上位と下位についても100〜200票差で競っており、お客様の流れ自体で変動したのではないかとおもえるほどの激戦でありました。

第一位となった大竹菓子舗さんは、オーナーの奥様と娘さんのタッグで、休憩もとらず、ひたすらお客様の目を見て接客しており、「青森産の米粉を使用した、半熟食感の新作チーズケーキ」という商品力に、さらに加点されての投票結果であろうと実感しております。

単なる商品の競争ではなく、地域発の人間味の溢れるスターショップを発掘したいというテーマもあった意味では、お客様の評価に大きく感謝申し上げます。

また、第二位のランクインしたファームデザインズ「うしさんのチーズケーキ」は、酪農家が生乳を絞るところから販売するところまでを一貫で行うという、近代の酪農家の新たなスタイルを見せてくださいました。

第三位は和菓子から、京都成寿庵「黒糖わらび餅」。昨今じわじわと人気が盛りあがっている昔ながらの定番和菓子がランクインしたことは、世相を反映していると感じます。



投票所に設置された選手権出品商品ボード

  第一回ご当地スイーツ選手権出品商品
       
       
       
       


笑顔と会話がはずんだ会場
スイーツは人気のあるもの。
おそらく、これまで誰もが疑わなかった事実かもしれません。
一方で、大手ショップの全国進出や、クオリティの高いコンビニスイーツ等の登場で、全国どこでも同じようなスイーツ、デザートを楽しむ事が出来る時代になってきたのも事実です。

何十年、何百年と続く老舗であろうと、時代に適した新たなスイーツの開発や、老舗ならではの伝統を、多様な手法で守り続けなければ生き残れなくなってきているのも事実です。

今回4万人を超えるお客様にお越しいただき、実際に初めて口にする、ご当地店のスイーツに新たな発見と驚きを感じて頂いたのは明白であり、数多くのお客様との会話から、素材からこだわり、ひとつひとつ手作りで作り上げるスロースイーツ(スローフード)の味わいに感嘆頂いた事は、多くの地域密着スイーツ店の、新たな目標の一端になったのではないかと感じています。

今後の開催予定は、現段階で未定ですが、第一回目は、ある意味、地域から全国に発信することに成功した店舗を多く集めましたが、今後は、より多くのスイーツ店が、このような形で集積し、ともに競い合い、交流する機会が増えることを切に望むとともに、町のスイーツ店が注目される場を、さらには多くのお客様にお召し上がりいただく場を、数多く設けていくことで、日本のご当地スイーツを応援していきたいと思います。

ご当地スイーツ選手権プロデューサー
株式会社ご当地グルメ研究会
代表 松本 学
http://j-gourmet.jp/