プリン博覧会とは

２００２年東京・池袋で初開催した「プリン博覧会」の仕掛け人「ご当地グルメ研究会」がプロデュースする「プリン」がテーマのグルメイベント。

これまで、東京・大阪・名古屋・福岡・石川等全国各地で開催。直近では東京お台場にて開催された「ご当地プリンフェス」、ふるさと祭り東京（於・東京ドーム）「ふるさとプリンフェス」などで毎回数万人から１０万人規模のプリンファンが集う。

全国各地のご当地プリンが集う「お取り寄せプリンコレクション」と、目の前で作り上げるプリンデザートを提供する「プリンマルシェ」。とことんプリンを追求したプリン好きのためのプリンイベントです。

２００２年より、全国各地のプリンを探求し３００以上のブランドを食べ歩いた「最強のプリン発掘隊」である「ご当地グルメ研究会」厳選のプリンを販売する「お取り寄せプリンコレクション」では、国内のお取り寄せプリンの上位入賞商品はもちろん、地域限定で物産展にも出ないレアプリンまで総勢５０種超のプリンが揃います。

また、プリンをテーマに、和・洋・アイスクリーム等の会場限定スイーツが揃う「プリンマルシェ」では、「プリンクレープ」「炎のプリン」「プリンフライ！？」「プリン大福」等の驚きのメニューを実演販売でご提供いたします。
目で、香りで、味わいでプリンをご堪能下さい。

資料

国民的デザート「プリン」

イギリスで保存食として誕生したプディング。やがて18世紀から19世紀にはフランスで、現在のようなカスタードプリンの原型が誕生。

日本に伝来したのは江戸後期から明治時代とされ1872年の「西洋料理通」で、ポッディングという言葉で紹介。

一般家庭に大きく浸透したきっかけとなったのが、冷蔵庫の普及とともに誕生したハウス「プリンミクス」の発売による事が大きく、お湯を加えて簡単に作ることができるプリンの素の誕生により、卵や牛乳を用意することなく、おいしいプリンを簡単に家庭で楽しむことができた事で、現在のようなスイーツが多く存在しなかった当時の子供たちの、憧れのデザートとして君臨。1972年にはグリコ「プッチンプリン」が登場し作らずとも気軽に手に入る身近な存在になっていくことで、プリンは、ますます子供たちの人気のデザートとして認知されていきます。

その後、洋菓子店の定番として、日本における洋菓子店の店頭には欠かせない「スイーツ四天王」（ショートケーキ・プリン・シュークリーム・モンブラン）として、全国各地の洋菓子店で独自の研鑽を積んだ、美味しいプリンが続々と誕生。それまで子供のデザートとしての位置づけであったプリンが、徐々に大人も楽しむものとして進化していきます。

1990年代から2000年初頭にはECサイトによる「おとりよせ」が躍進し、かつ「パティシエ」というケーキ職人たちの存在がクローズアップされる中で、数々の名品が誕生。1994年にはパステルの「なめらかプリン」がブームとなり、なめらかが主流となり、2002年にはなめらかを超えた「とろとろ食感」を牛乳瓶で焼き上げることで実現した元祖牛乳瓶入りプリン「ふらの牛乳プリン」が誕生。現在では洋菓子店のみならず、ラーメン屋さんのデザートプリンや、カフェの名物プリン、温泉街の湯上りスイーツ、和食店の和プリン等など、プリンが日本中で進化を続けています。

世界的に見ても、ここまで進化を遂げた「プリン大国」は無く、日本固有の文化と背景を持って、昭和、平成、令和と、無くてはならないデザートへと進化しています。

プリンは卵、牛乳（または生クリーム）、糖のシンプルな組み合わせながら、焼き窯の温度や、卵黄の量、容器の形状によっても完成した味わいは千差万別。消費者も「固さ」「食感」「甘さ」「牛乳と卵の配分比率」など好みが細部にこだわりを持つスイーツ。日本人の国民食である、みそ汁やラーメンと同じように個人により「美味しい」の基準が異なる奥深い世界。

プリン博覧会では、消費者の好みはもちろん、プリンの進化によって誕生した独自性の高いプリンを幅広く取り揃える事で、プリンの奥深さや多様性を感じて頂けるものと考えております。

特に昨今は、なめらか、とろとろ派の愛好者に対し、昔ながらの固いプリンを求める層が増えたことで固目のプリンも多くラインナップしているほか、食材系のプリンも、お茶やいちご、レモンや白桃、さらには醤油等といったご当地食材との組み合わせもラインナップ。さらに和・洋菓子との組み合わせも幅が広がり、今回もティラミスと組み合わせた「ティラプリ」や、クレープ、ケーキとの融合、どら焼きなどの和菓子との融合品、さらには欧州プリン文化のカタラーナやブリュレ等、自分好みで選べるプリンを取り揃えました。

国民的デザート「プリン」。日本ならではの進化を遂げた「プリン」が揃う「プリン博覧会」に、ぜひともご注目願います。

プリン博覧会運営事務局

株式会社ご当地グルメ研究会

代表　松本　学

ご当地グルメ研究会/代表松本学がプロデュースのプリン博覧会イベント

２００２年　池袋　ナムコ・ナンジャタウン　「プリン博覧会」

２００４年～０９年　福岡デザートフォレスト、神戸スイーツハーバー、金沢デザートフォレスト、浪花麵だらけ他

２００９年～１７年　秋田テレビスイーツコレクション、日本食糧新聞社スイートスイーツ、長崎出島博他

２０１８年以降　東京お台場「ご当地プリンフェス」、ふるさと祭り東京「ふるさとプリンフェス」他

２０２３年　　イオンレイクタウン「プリン博覧会」開催

※「プリン博覧会」®は株式会社ご当地グルメ研究会の登録商標です。

※「ご当地プリンフェス」®は株式会社ご当地グルメ研究会の登録商標です。